◎両陣営は投票まで1カ月を切る中、激戦7州で連日選挙集会を開いている。
民主党のハリス(Kamala Harris)米副大統領とトランプ(Donald Trump)前大統領の支持率が拮抗している。
米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が11日に発表した世論調査によると、結果を左右する7州のうち6州が2ポイント以内であった。
両陣営は投票まで1カ月を切る中、激戦7州で連日選挙集会を開いている。
この7州以外の州はほぼどちらが勝つか決まっている。カリフォルニア州やコロンビア特別区(ワシントンDC)は投票が締め切られた時点で民主党の勝利と予測される。
オクラホマ州、アラバマ州、テキサス州などは共和党の牙城である。
WSJによると、激戦7州(アリゾナ、ジョージア、ネバダ、ミシガン、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシン)のうち、アリゾナ、ジョージア、ミシガンではハリス氏がリードしているが、ペンシルベニア、ウィスコンシン、ノースカロライナ、ネバダではトランプ氏が上回っている。
ネバダ州はトランプ氏が5ポイントリード。それ以外の6州は誤差の範囲内である。
WSJによると、調査は9月28日~10月8日の間に各州につき600人の登録有権者を対象に行った。
非営利調査機関ピュー・リサーチ・センターも11日に世論調査を更新。全米の支持率はハリス氏が48%、トランプ氏が47%となっている。
モーニング・コンサルタントが9月に行った世論調査はハリス氏51%ートランプ氏46%であった。3大ネットワーク(ABC、CBS、NBC)のポイントは拮抗している。