▽頭を振ってみろには「頭大丈夫か?」「馬鹿か?」「老害か?」「ボケてるのか?」の意味が含まれている。
カナダのクレティエン(Jean Chrétien)元首相がトランプ(Donald Trump)次期米大統領を非難し、「頭を振ってみろ」と怒りを爆発させた。「カランカランと音がするだろう...」
1993~2003年までカナダの首相を務めたクレティエン氏は地元紙が掲載した記事の中で、トランプ氏がカナダに51番目の州になれと提案したことについて、「全く容認できない」と非難した。
クレティエン氏の頭を振ってみろには「頭大丈夫か?」「馬鹿か?」「老害か?」「ボケてるのか?」の意味が含まれている。
またクレティエン氏は「馬鹿げた発言であり、そのようなことが実現する可能性はない」と述べた。
さらに、「ドナルド・トランプへ、ひとりの老人から別の老人へ、大丈夫か?」と言った。「カナダ人が世界最高の国であるカナダを手放してまで、米国に加わると考える理由がどこにあるの?」
トランプ氏はカナダだけでなく、他の同盟国にも拡張主義的なレトリックを投げかけている。「デンマーク領グリーンランドとパナマ運河が欲しいの」
欧州の指導者たちは冷静な反応を示しているが、カナダは一歩も引かなかった。
トランプ氏はカナダとメキシコの麻薬・移民流入対策に不満を示し、就任初日にカナダ、メキシコ、中国の全輸入品に関税を課すと表明。カナダとメキシコは25%、中国には10%の追加関税を課すとしている。