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▽鉄鋼とアルミニウムに対する25%の関税は3月12日に発動する予定。すべての国が対象となる。
2025年3月11日/米ワシントンDCホワイトハウス、トランプ大統領(AP通信)

ランプ(Donald Trump)大統領は11日、カナダに対する鉄鋼とアルミニウムの関税を25%から50%に倍増させると発表した。

鉄鋼とアルミニウムに対する25%の関税は3月12日に発動する予定。すべての国が対象となる。

トランプ氏はSNSへの投稿で、「カナダに対する追加関税はオンタリオ州が米国に送っている電気の価格を25%引き上げるとしたことへの対応である」と書いた。

「私は商務長官に、世界で最も関税の高い国のひとつであるカナダから米国に入ってくるすべての鉄鋼とアルミニウムに25%の追加関税をかけ、50%にするよう指示しました」

カナダで最も人口の多いオンタリオ州のフォード(Doug Ford)州首相は前日、ミネソタ州、ニューヨーク州、ミシガン州に送っている電気の価格を25%引き上げると表明していた。

トランプ氏はこれを実行すれば3州に国家非常事態を宣言すると約束している。

フォード氏は11日午後、「ラトニック(Howard Lutnick)米商務長官から電話があり、電気料金を引き上げないことで同意した」と明らかにした。

またフォード氏はトランプ氏がカナダの鉄鋼とアルミニウムに50%の関税をかけるという計画を撤回すると確信していると述べた。

米国とカナダ間で進行中の貿易戦争、エスカレート、そして後退は株式市場を動揺させている。

輸入品に対する関税表明、撤回、再表明、そして撤回で株式市場は大混乱だ。多くのアナリストが景気後退リスクの高まりに懸念を示している。

フォード氏は米国の鉄鋼・アルミ関税について、「私はトランプ大統領が決定を覆すと確信している」と強調した。「私たちはただ転がり落ちるつもりはありません。建設的な話し合いをするつもりです...」

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