◎現地メディアによる最新の世論調査によると、ハリス氏の支持率は47~50%、トランプ氏は48~50%で拮抗している。
米国のトランプ(Donald Trump)前大統領は8日、来月10日に予定されているABC主催の大統領選TV討論会に出席すると明らかにした。
トランプ氏は南部フロリダ州の邸宅「マーアーラゴ」で記者団の取材に応じ、ハリス(Kamala Harris)副大統領との対決に喜んで応じると語った。
ハリス氏もこの討論会に出席する予定だ。
トランプ氏は先週、右派系のフォックス・ニュースが主催する討論会(9月4日)のオファーを受け入れたとSNSに投稿した。
しかし、ハリス陣営はバイデン(Joe Biden)大統領が選挙戦からの撤退を表明する前、両氏がABC主催の討論会に出席することで合意していたと反論。「自分の都合で日程を勝手に変更するな」と断じた。
ハリス陣営はトランプ氏が討論会で赤っ恥をかくことを恐れ、ゴールデンタイムに全世界に向けて配信される討論会から逃げ出そうとしていると非難した。
現地メディアによる最新の世論調査によると、ハリス氏の支持率は47~50%、トランプ氏は48~50%で拮抗している。
今回も過去の選挙と同様、浮動票が勝敗を左右することになりそうだ。
ハリス氏は今週、ライニングメイト(副大統領候補)に中西部ミネソタ州のワルツ(Tim Walz)知事を選出。初めて2人そろって選挙集会を開いた。