3姉妹殺害事件、容疑者とみられる人物の目撃情報 米ワシントン州
3人の遺体はワシントン州シェラン郡のロック・アイランド・キャンプ場付近で6月2日に発見された。
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米連邦保安官局は6日、北西部ワシントン州のキャンプ場近くで幼い3姉妹が殺害された事件について、殺人容疑で指名手配されている父親のトラビス・デッカー(Travis Decker)とみられる人物が目撃され、捜査を進めていると明らかにした。
それによると、アイダホ州で今週後半に容疑者とよく似た男を見たという目撃情報が寄せられたという。
アイダホ州はワシントン州の南東に位置する
殺害されたのは5歳、8歳、9歳の3姉妹。両親の離婚後、母親と一緒に暮らしていた。
3人の遺体はワシントン州シェラン郡のロック・アイランド・キャンプ場付近で6月2日に発見された。
3人の頭部にはビニール袋がかぶせられ、手首を縛られていた
シェラン郡保安官事務所によると、3姉妹は5月30日の午後5時ごろ、容疑者との面会のため自宅を出た後、殺害されたとみられる。
容疑者は2014年にアフガニスタンに派遣され、退役後、PTSD(心的外傷後ストレス症)を含む精神疾患に悩まされていた。
米連邦保安官局によると、アイダホ州の国立公園内にあるキャンプ場で5日、容疑者とよく似た人物を見たという情報が警察に寄せられたという。
その人物は白人男性で、身長1.72~1.78メートル、黒のメッシュキャップ、黒のイヤリング、クリーム色のTシャツ、黒のショートパンツ、ローカットのスニーカー、黒の腕時計を着用していたとのこと。
また同局はその人物の容姿が容疑者によく似ていたと指摘。長いポニーテールに髭がぼさぼさで、黒のバックパックを持っていたという。
同局は容疑者の逮捕につながる情報に2万ドルの報奨金をかけている。
また同局は容疑者が武装している可能性があるとして、よく似た人物を見た時は近づかず、警察に通報するよう求めている。