▽事故は同州クリーブランド近郊のフリーモントのエリー湖近くで18日の午後7時頃に発生。貨物列車が少なくとも3人をはねたとみられる。
米オハイオ州フリーモントで複数の歩行者が貨物列車にはねられたとみられる事故について、捜査当局は19日、2人の成人女性と5歳女児の死亡を確認したと発表した。
事故は同州クリーブランド近郊のフリーモントのエリー湖近くで18日の午後7時頃に発生。貨物列車が少なくとも3人をはねたとみられる。
フリーモントの市長は記者会見で、「鉄道橋の近くで女児の遺体を発見するまで、ソナーを装備した救助隊員が夜通し河川を捜索した」と語った。
亡くなった3人はインディアナ州から来た家族、この川で釣りを行うため、鉄道橋に入ったとみられる。
市長は「18日の夜、列車が橋に入った時、3人は橋の上にいたはず」と述べた。それによると、1歳の女児が救助され、病院で治療を受けているという。
列車が4人をはねたのか、列車を避けるために川に飛び降りたのか、あるいは川に飛ばされたのかは分かっていない。警察が3人の死因を調べている。
市長は「鉄道橋は歩行者用ではなく、立ち入り禁止の標識があった。列車が近づいてきたとき、家族が橋の上で釣りをしていたとは思えない」と述べた。
