米トレーダージョーズ、冷凍食品のリコール対象を拡大
リコールは2月中旬に始まり、当初は数百万ポンドに及ぶ冷凍チャーハンのみが対象だったが、その後の調査で他の製品に異物混入の可能性があるとして、対象を拡大した。
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米食料品チェーンのトレーダージョーズ(Trader Joe’s)は4日、冷凍食品のリコールを拡大すると発表した。これは、冷凍チャーハンやシュウマイなど複数の製品にガラス片が混入している可能性があるとして、メーカー側が自主的に回収範囲を広げたものである。
今回のリコール対象はオレゴン州ポートランドに本拠を置く味の素フーズ(Ajinomoto Foods North America, Inc.)と農務省(USDA)食品安全検査局(FSIS)が公表したもので、トレーダージョーズブランドの冷凍「チキンフライドライス」「ベジタブルフライドライス」「ジャパニーズスタイルフライドライス」「チキンシュウマイ」の4品目が含まれる。対象の賞味期限は各製品ごとに異なり、2026年2月28日から2027年2月10日までの範囲に設定されている。
リコールは2月中旬に始まり、当初は数百万ポンドに及ぶ冷凍チャーハンのみが対象だったが、その後の調査で他の製品に異物混入の可能性があるとして、対象を拡大した。拡大分を含めると、味の素が製造した各種冷凍食品の総量は3361万ポンド(約1500万キロ)以上に達する。これにはトレーダージョーズ製品のほか、同社が製造・供給するKroger、Ling Ling、Tai Peiなど複数ブランドの冷凍チャーハン、ラーメン、シュウマイ等が含まれる。
USDAによると、これらの製品は米国内のほか、カナダやメキシコでも販売されており、製造時期は2024年10月21日から2026年2月26日までとなっている。製品パッケージにはUSDAの検査印とともに「P-18356」「P-18356B」「P-47971」などの認証番号が表示されている。
ガラス混入の原因について、味の素側は調査の結果、使用した野菜の一部(特にニンジン)が潜在的な混入源となった可能性を指摘している。現時点でケガ人の報告は確認されていないが、ガラスが食品に含まれている場合、歯や口腔・消化器官への重大な損傷を招く恐れがあるとして、注意が呼びかけられている。
トレーダージョーズは消費者に対し、対象商品を調理・摂取をせずに破棄するか、店舗に持ち込めば全額返金対応を行うと案内している。また詳細や最新のリストは公式ウェブサイトで確認でき、消費者はUSDAの「Meat and Poultry Hotline」などにも問い合わせ可能であるとしている。
今後もメーカーとUSDAは状況を注視し、安全基準の維持と消費者保護のため必要な情報提供を続けるとしている。
