米モンタナ州で小型飛行機墜落、3人死亡、スマートウォッチで位置特定

墜落したのは単発のパイパーPA-28機。17日深夜にモンタナ州の空港を離陸した。
パトライトと規制線(Getty Images)

イエローストーン国立公園付近で小型飛行機が行方不明になり、警察と保安官事務所が捜索して結果、乗員3人の死亡が確認された。地元当局が21日、明らかにした。

連邦航空局(FAA)によると、墜落したのは単発のパイパーPA-28機。17日深夜にモンタナ州の空港を離陸した。

モンタナ州のギャラティン郡保安官事務所は声明で、「同機が消息を絶ったという連絡を受け、2機の捜索機がイエローストーン国立公園とその周辺を捜索した」と述べた。

それによると、警察が乗員1人のスマートウォッチの位置情報を利用して墜落地点を割り出したという。

捜索機は30分後、国立公園近くの町から数キロ離れた密林で機体の残骸を発見。その後、地上の捜索隊が3人の死亡を確認した。

保安官事務所によると、亡くなったのはテネシー州在住の60歳男性と23歳男性。ユタ州在住の55歳男性。

墜落の原因は明らかになっておらず、FAAと国家運輸安全委員会(NTSB)が現地に担当官を派遣・調査している。

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