米沿岸警備隊、中南米沖で34トンの麻薬押収 25年夏
押収した薬物の末端価格は5億ドル(737億円)近くにのぼった。
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米沿岸警備隊が今夏、太平洋とカリブ海で3万4000キログラムを超える違法薬物を押収した。国防総省が25日、明らかにした。
それによると、押収した薬物の末端価格は5億ドル(737億円)近くにのぼったという。
沿岸警備隊は声明で、「国防総省と連携し、エクアドルのガラパゴス諸島沖、ベネズエラ、メキシコ、ドミニカ、ジャマイカ、アルバ沖の公海上で麻薬運搬船19隻を摘発した」と報告した。
また警備隊は「一部のドラッグ舶は哨戒機によって発見され、その後巡視艇による阻止・捜索が行われ、34人の容疑者を拘束した」と述べたが、全摘発件数における容疑者総数は明らかにしなかった。
沿岸警備隊の巡視船カッターは25日、フロリダ州の港に合計3万4500キログラムの麻薬を陸揚げした。
そのうち約2万8000キログラムがコカインであった。