◎死亡したのは28歳のジェイコブ・カンダノザ巡査。8日の午後11時頃に交通違反の取り締まりを開始し、増援を要請した。
米テキサス州テレル郡で交通取り締まりを行っていた警察官が撃たれ、搬送先の病院で死亡した。警察が9日、明らかにした。
それによると、死亡したのは28歳のジェイコブ・カンダノザ(Jacob Candanoza)巡査。8日の午後11時頃に交通違反の取り締まりを開始し、増援を要請した。
しかし、増援が到着する前に「警察官が撃たれた」という通報が立て続けに2件寄せられた。
テレル郡警察によると、増援部隊が現場で銃創を負ったカンダノザ氏を発見。病院に緊急搬送されたものの、まもなく息を引き取ったという。
テレル郡警察は9日の声明で、「巡査を銃撃した人物を逮捕した」と発表したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
それによると、カンダノザ氏は増援を要請した際、容疑者の車のナンバーを伝えていたという。
カンダノザ氏は今年7月にテレル郡警察に配属されたばかりであった。ABCニュースによると、同氏は2014~19年まで海兵隊に所属し、その後はダラス郡保安官事務所に勤務していたという。
テレル郡はダラスの東方約50キロに位置する。