米ミシガン州無差別襲撃事件、42歳男をテロ関連罪などで起訴、11人負傷
事件は同州トラバースシティにある小売り大手ウォルマートの店舗内で26日の午後4時40分頃に発生した。
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米中西部ミシガン州グランドトラバース郡のウォルマートで発生した無差別刺傷事件について、捜査当局は27日、42歳の男がテロ関連罪や殺人未遂を含む複数の罪で起訴されたと明らかにした。
事件は同州トラバースシティにある小売り大手ウォルマートの店舗内で26日の午後4時40分頃に発生。折りたたみ式ナイフ男性6人と女性5人を襲ったとして、ブラッドフォード・ジェームズ・ギル(Bradford James Gille)容疑者が現行犯逮捕された。
現地メディアによると、容疑者は買い物客を手当たり次第に襲ったとみられる。店内で9人、入り口付近で1人、店の前の広場でもう1人が負傷し、病院に搬送された。
このうち4人が重傷と伝えられている。
銃を所持していた市民などが容疑者を取り囲み、現場に駆け付けた警察官が身柄を確保した。
警察によると、容疑者は午後4時10分ごろに建物に入ったという。
グランドトラバース郡保安官事務所の保安官は記者会見で、「容疑者が特定の個人を標的にした可能性は低く、捜査を継続している」と語った。
また保安官は「防犯カメラで当時の状況を確認中であり、テロ事件として捜査している」と述べた。
容疑者の認否は明らかにしていない。
ソーシャルメディアで共有された動画には駐車場で容疑者と見られる帽子をかぶった男に向けて銃を構える男性の姿が映っていた。