米領プエルトリコ銃撃事件、第1級殺人罪で37歳男起訴、米国人観光客を殺害

事件は首都サンフアン近郊の海岸沿いの町で10日未明に発生。被害者はニューヨーク州在住のケビン・マレス(25歳)さんであることが確認された。
米領プエルトリコで殺害された米ニューヨーク州在住の男性(Sandra Mares/ABCニュース)

米領プエルトリコでニューヨーク州在住の観光客が殺害された事件について、現地メディアは16日、容疑者が第1級殺人罪で起訴されたと報じた。

事件は首都サンフアン近郊の海岸沿いの町で10日未明に発生。被害者はニューヨーク州在住のケビン・マレス(Kevin Mares、25歳)さんであることが確認された。

現地メディアによると、ジョレル・マルティネス(Kalel Jorell Martinez Bristol、37歳)容疑者は15日に第1級殺人罪で起訴され、銃器の不法所持など、複数の罪で追起訴される見通し。

マレスさんは地元のナイトスポットで夜明け前に撃たれ、搬送先の病院で死亡した。

AP通信は警察関係者の話しとして、「被害者は口論に巻き込まれ、身元不明の男に撃たれた」と伝えていた。

それによると、地元の男性2人も被弾し入院中。ケガの程度は明らかになっていない。

マレスさんは3人の友人と共に、プエルトリコ出身の人気ラッパー、バッド・バニー(Bad Bunny)のライブを見るため、この地域を訪れていた。3人の友人が事件に巻き込まれたという情報はない。

マレスさんの遺体は家族に引き渡された。

警察は被告の認否を明らかにしていない。凶器が見つかったかどうかも不明である。

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