米カリフォルニア州銃乱射事件、22歳男起訴、警察官ら2人死亡
事件はロサンゼルス郡ボールドウィンパークで5月31日の午後7時過ぎに発生。「住宅街でライフルを撃っている男がいる」という通報が入った。
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米カリフォルニア州ロサンゼルス郡で警察官を含む2人が殺害された事件について、捜査当局は3日、容疑者の男が第1級殺人罪などで起訴されたと明らかにした。
事件はロサンゼルス郡ボールドウィンパークで5月31日の午後7時過ぎに発生。「住宅街でライフルを撃っている男がいる」という通報が入った。
現場に到着した警察官2人がライフル銃で狙撃され、その場に倒れた。
警察によると、銃撃戦の末に逮捕されたのは22歳のエドアルド・ロベルト・ベルメン(Eduardo Roberto Medina Berumen)容疑者。警察官に撃たれ入院している。命に別条はないという。
最初に銃撃された20代の男性巡査が死亡。もう1人の命に別条はなく、入院中。
容疑者は警察官を撃つ前、43歳の男性を射殺。男性は車を駐車した直後に撃たれたとされる。
ロサンゼルス郡保安官事務所の保安官代理は3日の記者会見で、「容疑者は現場に到着したパトカーに即座に発砲し、現場に到着した別の警察官らと激しい銃撃戦を繰り広げた」と語った。
それによると、亡くなった2人は即死状態だったという。
警察は容疑者を取り押さえた後、大容量の弾倉を備えたアサルトライフルを押収。現場に40~60個の空薬莢が落ちていたと報告している。
容疑者は有罪が確定すれば、死刑もしくは仮釈放なしの終身刑に処される見通し。