米デトロイトの病院で元妻を射殺、53歳男逮捕

警察によると、容疑者は正面玄関から病院に入り、地下の一室で元妻を射殺したという。

米ミシガン州デトロイトの病院で元妻を射殺し、現場から逃走したとされる男が逮捕された。警察が23日、明らかにした。

それによると、事件は22日の午前10時前に発生した。

デトロイト警察は声明で、「マリオ・グリーン（Mario Green、53歳）容疑者は23日の現地時間午前3時頃に市内で逮捕された」と明らかにした。

容疑者はこの病院で働いていた妻を狙ったとみられる。

警察によると、容疑者は正面玄関から病院に入り、地下の一室で元妻を射殺したという。

警察が公開した防犯カメラの映像には拳銃を複数回発砲する容疑者の姿が映っていた。

容疑者はその後、正面玄関を出て車に乗り込み逃走。慌てた様子は見えなかった。

デトロイト警察の署長は記者会見で、「容疑者が病院を離れる様子が午前9時55分頃の防犯カメラ映像に記録されていた」と語った。

警察は容疑者の認否は明らかにしていない。凶器が見つかったかどうかも不明である。

現地メディアによると、元妻は容疑者に追いかけまわされているとして、警察に身辺保護を要請していたという。