◎射殺されたのはデトロイト市警の45歳男性。同僚に以前、自殺したいと打ち明けていたという。
米ミシガン州デトロイト市の警察署に勤務する警察官が同僚2人に向けて発砲し、射殺された。当局が15日、明らかにした。
それによると、射殺されたのはデトロイト市警の45歳男性。同僚に以前、自殺したいと打ち明けていたという。
容疑者は非番であった14日午後、同僚2人に向けて発砲し、負傷させた後、射殺された。
デトロイト市警の署長は記者会見で、「自殺するという通報が署に入り、署員2人が現場に駆けつけたところ、ライフルを持った容疑者が待ち構えていた」と語った。
それによると、容疑者は勤務歴13年のベテランで、非番であったが制服を着ていたという。
署長は「容疑者は同僚に自殺すると脅し、撃ち殺してほしいと懇願した」と述べた。
男性は空に向けてライフルを発射。同僚2人はパトカーの後ろに身を隠し、武器を捨てるよう促した。
その後、容疑者はパトカーに近づき、後部を複数回撃った後、2人の足を撃った。
負傷した1人が応戦、容疑者を射殺した
署長によると、負傷した2人の命に別条はないものの、事件にショックを受けているという。