▽スターバックスの正社員は約1万6000人。アルバイト、倉庫スタッフ、店舗で働くバリスタは解雇の対象に含まれない。
米コーヒーチェーン大手スターバックスが業務合理化に伴い、全世界で1100人の正社員を解雇する予定だ。
AP通信は24日に送付されたニコル（Brian Niccol）CEOの電子メールを引用し、「25日の正午までに対象となる従業員に解雇通知を送る」と報じた。
それによると、スターバックスは数百のオープンポジションと未充足のポジションを廃止するという。
ニコル氏は「私たちの意図はより効率的に運営し、説明責任を高め、複雑さを軽減し、より良い統合を推進することです」と書いている。
スターバックスの正社員は約1万6000人。アルバイト、倉庫スタッフ、店舗で働くバリスタは解雇の対象に含まれない。
ニコル氏は先月、3月初旬までに人員削減を行うと明らかにしていた。
スターバックスの24年会計年度の世界既存店売上高（少なくとも1年以上営業している店舗）は前年比2％減となった。
米国では多くの顧客が値上げと待ち時間の増加にウンザリ。第2の市場である中国ではより安価なライバルとの競争が激化している。
