▽連邦航空局(FAA)は声明で、「小型プライベートジェットは現地時間午前3時45分頃、着陸の数秒前に墜落した」と明らかにした。
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米カリフォルニア州サンディエゴの住宅地に小型飛行機が墜落し、少なくとも15軒の民家と10数台の車両が損傷、死傷者が出ている。消防が22日、明らかにした。
それによると、地上の1人が入院し、2人が病院で手当てを受け退院した。
連邦航空局(FAA)は声明で、「小型プライベートジェットは現地時間午前3時45分頃、着陸の数秒前に墜落した」と明らかにした。
同機はカンザス州ウィチタからサンディエゴのモントゴメリー・ギブス・エグゼクティブ空港に向かっていた。
サンディエゴ消防署の署長は記者会見で、「飛行機の搭乗者は全員死亡したとみられる」と語った。
また署長は「飛行機に何人乗っていたかは分からず、確認中である」と述べた。
現地メディアによると、この事故により100人以上が避難を余儀なくされたという。被害を受けた住宅地はサンディエゴ海軍基地の隊員向けに建設されたものであった。
報道によると、消防が飛行機の搭乗者を確認中。この飛行機はパイロットを含めて8〜10人を乗せることができる。何人乗っていたかは不明である。
墜落の原因は明らかになっておらず、国家運輸安全委員会(NTSB)とFAAが調べている。
米国では飛行機やヘリの墜落事故が相次いでいる。
5月3日にはカリフォルニア州シミバレーの住宅地に小型飛行機が墜落し、パイロットが死亡、住宅2軒が損壊した。
ネブラスカ州フリーモントでは4月18日、河川に小型飛行機が墜落し、3人が死亡した。
4月12日にはニューヨーク州北部の野原に小型飛行機が墜落し、6人が死亡。生存者はいなかった。
4月11日にはフロリダ州ボカラトンの住宅地近くに小型飛行機が墜落し、乗っていた3人全員が死亡。車が巻き込まれ、1人が負傷した。
4月10日にはニューヨーク市のハドソン川に観光ヘリコプターが墜落し、パイロットとスペイン人観光客5人全員が死亡した。