▽小型機は午前10時15分にボカラトン空港を離陸し、タラハシー国際空港に向かっていた。
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米フロリダ州ボカラトンの住宅地近くに小型飛行機が墜落し、乗っていた3人全員が死亡した。連邦航空局(FAA)が11日、明らかにした。
それによると、小型機は午前10時15分にボカラトン空港を離陸し、タラハシー国際空港に向かっていた。
国家運輸安全委員会(NTSB)の航空事故調査官は声明で、「セスナ310Rは離陸後、8~10分ほど飛行し、ボカラトンの道路と線路の間に墜落した」と述べた。
墜落の原因は明らかになっておらず、FAAとNTSBが調べている。地上にいた男性1人が負傷したものの、命に別条はないという。
現場で消火活動に当たった消防の責任者は記者会見で、「車が事故に巻き込まれ、全焼した」と語った。
この車に乗っていた男性が負傷し、病院に搬送された。ABCニュースによると、男性は搬送時、「ものすごい衝撃の後、車体が炎に包まれた」と話したという。
炎は1時間ほどで鎮火。消防が飛行機に乗っていた3人全員の死亡を確認した。
機体はNTSBが回収し、墜落の原因を調べているとしている。予備報告書は30日以内に提出される予定だ。
事故を目撃したという男性はABCの取材に対し、「飛行機は低空を飛行し、建物の屋根に接触したように見えた」と語った。