米航空会社シルバー・エアウェイズが営業停止、再建失敗
シルバー・エアウェイズは2011年に運航を開始した。
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米フロリダ州に本社を置く航空会社シルバー・エアウェイズは11日、破産手続きを通じた再建計画が失敗に終わったため、営業を停止すると発表した。
AP通信によると、フロリダ、バハマ、カリブ海地域の空港で一部の乗客が足止めを食らっているという。
シルバー・エアウェイズは公式ホームページに声明を投稿。「弊社の旅客機は運航していません。空港に行かないでください」と述べた。
それによると、シルバー・エアウェイズは連邦破産法11条を通じて資産を売却し、その資産を買い取った持株会社が運航を継続しないことを決定したという。
シルバー・エアウェイズはフロリダ州の5都市と11の島を結ぶ路線を運航していた。
シルバー・エアウェイズは声明で、「クレジットカード会社または旅行代理店を通じて返金手続きを行うことができる」と述べている。
シルバー・エアウェイズによると、従業員は608人から348人(パイロット、客室乗務員、地上職員)に削減された。
シルバー・エアウェイズは2011年に運航を開始。米領プエルトリコに本社を置く同社の子会社であるシーボーン航空はカリブ海地域での運航を継続する。