米ラスベガス銃撃事件、容疑者がライブ配信、2人死亡

事件は市内のベラージオ・ホテル＆カジノ近くで8日遅くに発生。付近をパトロール中の警察官が銃声を聞き、現場で銃創を負った40代の夫婦を発見した。2人は間もなく死亡した。

米ネバダ州ラスベガスのホテル近くで発生した銃撃事件について、当局は12日、容疑者がその様子を自身のユーチューブチャンネルでライブ配信していたと明らかにした。

事件は市内のベラージオ・ホテル＆カジノ近くで8日遅くに発生。付近をパトロール中の警察官が銃声を聞き、現場で銃創を負った40代の夫婦を発見した。2人は間もなく死亡した。

翌日、41歳のマヌエル・D・ルイス（Manuel D. Ruiz）がラスベガス警察に出頭、逮捕された。

ラスベガス警察は12日の声明で、「容疑者と亡くなった夫婦は2023年からソーシャルメディア上で対立していた」と明らかにした。

容疑者は2件の第2級殺人罪で起訴され、市内の拘置所に勾留されている。

AP通信は被告の弁護士の話しとして、被告は警察に対し、「自己防衛のために行動した」と供述したという。

捜査当局が裁判所に提出した動画には、被告が銃を取り出し、5～6発発砲する様子が映っていた。被告はスマートフォンで発砲の様子を記録していた。