少年がサメに噛まれ負傷、ドクターヘリで搬送 米フロリダ州
事故は1日の午後3時24分頃に発生。被害者はドクターヘリでマイアミの病院に搬送された。
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米フロリダ半島の南端沖にあるフロリダキーズ諸島で泳いでいた少年がサメに噛まれて負傷した。当局が1日、明らかにした。
フロリダ州モンロー郡の保安官事務所によると、事故は1日の午後3時24分頃に発生。被害者はドクターヘリでマイアミの病院に搬送されたという。
ケガの程度は明らかになっていない。
地元当局は沿岸警備隊とフロリダ州魚類野生生物局(FWS)に事故を報告した。
フロリダキーズではサメによる襲撃が相次いでいる。
24年7月には礁付近で魚をとっていた37歳の男性がオオメジロザメに複数回噛まれ、重傷を負った。
米国におけるサメによる被害は特に海岸線が長いフロリダ州とカリフォルニア州に集中している。
サメによる攻撃は稀。サメは通常、人間を獲物と見なさず、誤って攻撃することが多いとされる。
米国では毎年数件のサメによる事故が報告されており、これには噛まれることによる負傷が含まれる。
最も多くの被害を受けているのは泳いでいる人やサーフィンをしている人たち。これに対処するため、海洋生物学者や専門家はサメの生息地を監視し、ビーチでの警告システムを強化している。
またサメ防止のために、特定の地域ではネットや電気フェンスが設置されることもある。サメ攻撃の予防には海中での安全意識を高めることが重要である。