◎男性は1日朝、北部のワイエフ・ビーチ・パークでサーフィンをしていたところ、サメに襲われた。
米ハワイ州マウイ島のビーチで61歳の男性サーファーがサメに襲われ、足を切断する重傷を負った。当局が2日、明らかにした。
それによると、男性は1日朝、北部のワイエフ・ビーチ・パークでサーフィンをしていたところ、サメに襲われたという。
救助隊と警察が現場で応急処置を行った。マウイ郡は声明で、「男性の右足は膝から下が完全に切断されていた」と明らかにした。
男性は島内の病院に搬送され治療を受けている。
当局によると、男性は警察官に対し、「サメが近づいていることに気づかなかった」と説明したという。
マウイ郡はこの事件を受け、ワイエフ・ビーチ・パークを閉鎖。周辺住民に海に入らないよう警告している。
同郡は少なくとも2日の正午までは事件現場から1マイル(約1.6キロ)以内のエリアに近づかないよう呼びかけている。このエリアでサメが目撃された場合、警告期間を延長するとしている。
現地メディアによると、マウイ島の消防が救助用の水上バイクとドローンを使ってこの海域でパトロールを行っている。州当局は海岸にサメ注意の看板を設置した。
男性を襲ったサメの種類は特定されていない。