スポンサーリンク
▽テキサス州西部では麻しんが流行し、481人の感染者と56人の入院者を出している。
2025年3月1日/米テキサス州、麻しんワクチン接種の様子(AP通信)

テキサス州で麻しん(はしか)に感染した子供が亡くなった。現地メディアが6日に報じた。

テキサス州西部では麻しんが流行し、481人の感染者と56人の入院者を出している。

ABCニュースは病院関係者の話しとして、「この児童は入院中、合併症の治療を受けていた。麻しんの予防接種を受けておらず、基礎疾患もなかった」と伝えている。

テキサス州で今年麻しんの死者が確認されたのは2人目。2月下旬に子供が亡くなっている。

報道によると、この子供は3日に亡くなったという。

テキサス州保健サービス局(DSHS)によると、ほぼすべての患者がワクチン未接種者または接種状況不明。麻しん、おたふくかぜ、風疹(MMR)ワクチンを2回接種した人の発症は7例、1回接種は3例となっている。

感染内訳は5~17歳が180人で最も多く、次いで4歳以下が157人となっている。

2月下旬に子供が亡くなってから1週間後、隣のニューメキシコ州でワクチン未接種の成人が死亡した。ニューメキシコ州の感染者は54人。

疾病対策センター(CDC)によると、全国の感染者数は4日時点で607人。テキサス州、アラスカ州、カリフォルニア州、コロラド州、フロリダ州、ジョージア州、カンザス州、ケンタッキー州、メリーランド州、ミシガン州、ミネソタ州、ニュージャージー州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、オハイオ州、オクラホマ州、ペンシルバニア州、ロードアイランド州、テネシー州、バーモント州、ワシントン州の21州で報告されている。

全国の患者のうち、97%がワクチン未接種者または接種状況不明である。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク