◎スーザンさんは数日前から職場に姿を見せず、関係者が捜索願を提出した。
米オレゴン州クラカマス郡の国立公園周辺で行方不明になった61歳女性の捜索が打ち切られた。現地メディアが27日に報じた。
クラカマス郡保安官事務所とパークレンジャーは4日前からスーザン・レーン・フルニエ(Susan Lane-Fournier)さんと飼い犬2匹の捜索を続けてきた。
当局は26日遅くにスーザンさんの捜索を中断。情報収集に焦点を当てるとした。
クラカマス郡保安官事務所は声明で、「天候と生存の可能性を考慮し、4つの捜索チームすべてが現場から戻った後、捜索打ち切りを決めた」と述べた。
スーザンさんは数日前から職場に姿を見せず、関係者が捜索願を提出した。
その後、クラカマス郡の副保安官がスーザンさんの自宅を訪ねたものの、手掛かりは見つからなかったという。
その翌日、国立公園近くの住民から「見たことのない車が止まっている」と警察に連絡が入った。警察が確認したところ、その車はスーザンさんが最後に目撃された林道近くに駐車され、スーザンさんのものであることが分かった。
クラカマス郡保安官事務所は「23~26日まで数十のチームが地上と空からスーザンさんを探した」と述べた。
当局は現在、スーザンさんを見かけた人、あるいは行方不明になるまでの1週間のスーザンさんの居場所について知っている人に情報提供を呼びかけている。
スーザンさんは2匹の飼い犬を連れて公園に入ったとみられる。