トランプ氏「ブラジルの関税引き下げ検討」ルラ氏と会談へ
トランプ氏は7月にブラジルの関税率を10%から50%に引き上げ、最高裁判事に制裁を科した。
.jpg)
トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、ブラジル産輸入品に課している関税を引き下げる可能性があると示唆した。
トランプ氏はASEANサミットが開催されるマレーシアに向かうエアフォースワンの機内で記者団の取材に応じ、「相手の出方が適切であれば、ブラジルの関税引き下げを検討する」と語った。
トランプ氏はブラジルの盟友ボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領が「魔女狩り裁判」にかけられているとして、この裁判を打ち切るよう要求。7月にブラジルの関税率を10%から50%に引き上げ、最高裁判事に制裁を科した。
ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領は24日、マレーシア・クアラルンプールの記者団に対し、「すべては話し合い次第だ。私は、解決策が見つかると楽観的に考えている」と語った。
両首脳は26日に会談する予定だ。
