◎知事選は来年11月に行われる予定だ。
米領プエルトリコの主要政党のひとつである民主人民党が知事予備選を実施する予定だ。現地メディアが27日に報じた。
それによると、オルティス（Jesús Manuel Ortiz）党首とサラゴサ（Juan Zaragoza）州上院議員が立候補を表明している。
現職のピエルルイシ（Pedro Pierluisi）知事は2期目を目指すと公言している。知事選は来年11月に行われる予定だ。
オルティス氏は声明で、「プエルトリコの経済状況は悪化している」と述べ、ピエルルイシ氏の政策を批判した。
「復興予算は効果的に使われず、医療の予約に何ヶ月もかかる始末。この国の経済はどん底にあり、国民は停電、断水、失業、その他基本的サービスの欠如に悩まされています...」
民主人民党の予備選勝者はピエルルイシ氏率いる新進歩党の予備選勝者と対決することになる。
ピエルルイシ氏は州議会議長と対決する予定だ。他の党も予備選を実施する。
民主人民党は米国におけるプエルトリコの現在の政治的地位を支持。新進歩党は州制度を支持している。もうひとつの主要政党プエルトリコ独立党は米国からの独立を目指している。
