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▽実刑を言い渡されたのはフロリダ州在住のナサニエル・タック(Nathaniel Tuck、32歳)被告。
2021年1月6日/ワシントンD.C.議会議事堂(Getty Images/AFP通信)

米国の極右グループ「プラウド・ボーイズ」のメンバーと21年1月の連邦議会襲撃に参加した元警察官が禁固14カ月の実刑判決を受けた。現地メディアが8日に報じた。

それによると、実刑を言い渡されたのはフロリダ州在住のナサニエル・タック(Nathaniel Tuck、32歳)被告。父親と他のプラウド・ボーイズメンバーと共に警察のバリケードを突破し、議事堂の敷地内に入った第一陣の中にいたという。

被告は警察官を押しのけて議事堂に入り、記念撮影をした。

検察は裁判所に提出した書類の中で被告について、「ナサニエル・タックはプラウド・ボーイズのメンバーからなるグループの一員として、議事堂での暴力計画を公然と話し合い、彼らの邪魔をしようとする警察官と対決するつもりで、これらの行動を準備し、実行に移した」と説明した。

連邦地裁判事は被告が事件後、警察に出頭し、14ヶ月以上当局の管理下に置かれていたとして、釈放を認め、2000ドルの罰金と賠償金の支払いを命じた。

ABCニュースによると、被告は襲撃に関与したことを深く後悔していたという。

トランプ(Donald Trump)次期大統領は就任次第、議会襲撃で逮捕・起訴・収監された者を全員赦免すると表明している。

司法省によると、この事件に関連して1500人以上が逮捕または起訴され、そのうち900人近くが有罪を認めている。

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