タイガー・ウッズ事故、検察が処方薬記録の提出求める
同州マーティン郡の検察当局は地元薬局に対し、今年初めから3月末までにウッズ被告に処方された薬の記録一式の提出を求める召喚状を発行する方針を示した。
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米フロリダ州での自動車事故を巡り、男子ゴルフ界のスターであるタイガー・ウッズ(Tiger Woods)さんの処方薬記録を検察が差し押さえようとしていることが明らかになった。現地メディアが8日に報じた。
同州マーティン郡の検察当局は地元薬局に対し、今年初めから3月末までにウッズ被告に処方された薬の記録一式の提出を求める召喚状を発行する方針を示した。対象には薬の種類や用量、処方された錠数、服用時の注意事項などが含まれる見通しである。特に運転への影響に関する警告の有無が焦点となるとみられる。
この動きは3月下旬に同州ジュピターアイランドで発生した自動車事故を受けたものだ。ウッズ被告の運転する車両はトラックに接触した後、横転。現場に駆け付けた保安官は当時の被告について、薬物の影響による異常な様子がみられたと報告している。
捜査当局によると、呼気検査でアルコールは検出されなかったが、ウッズ被告は尿検査を拒否。また、所持品からは鎮痛作用のある処方薬が見つかっている。こうした状況から、検察は薬物使用の実態解明が不可欠と判断し、処方履歴の詳細把握に乗り出したとみられる。
裁判記録によると、ウッズ被告は薬物の影響下での運転(DUI)などの罪について無罪を主張している。一方で、召喚状に対しては関係者が10日以内に異議を申し立てることが可能となっているが、現時点で本人側や薬局側からの公式なコメントは出ていない。
ウッズ被告は近年、度重なる手術や負傷の影響で鎮痛薬を使用してきた経緯がある。過去にも2017年に同様の薬物関連の運転事件を起こしており、今回のケースでは再発防止の観点からも司法判断が注目される。
今回の事故後、ウッズ被告は声明で治療に専念するため競技活動から一時離れる意向を示している。ゴルフ界の象徴的存在である同選手の動向は、法的側面だけでなく、健康管理やプロスポーツ選手の薬物使用のあり方にも波紋を広げそうだ。
