◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は28日午前の時点で4万4330人、負傷者は10万4933人となっている。
米ニューヨーク市で感謝祭のパレードを妨害したとして、親パレスチナ派のデモ隊が逮捕された。現地メディアが28日に報じた。
それによると、デモ隊は午前9時30分頃、市西部の通り沿いに設置されたガードフェンスを飛び越え、西55丁目の通りを占拠したという。
デモ隊は雨が降る中、地面に座り込み、腕を組み、「フリー・パレスチナ」と唱和した。
またデモ隊は後ろに横断幕を掲げ、「ガザの大虐殺を阻止しろ」「イスラエルに武器を送るな」などと叫んだ。
観客はデモ隊にブーイングを浴びせ、まもなく市警が介入した。
市警は21人のデモ参加者を逮捕。パレードは5分ほど中断されたが、すぐに再開した。
イスラエルによるガザ地区への攻撃は27日にレバノンの過激派ヒズボラとの停戦が発効した後も続いている。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は28日午前の時点で4万4330人、負傷者は10万4933人となっている。
ニューヨーク市の感謝祭パレード「メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレード」が初めて開催されたのは1927年。それ以来、感謝祭の伝統となっている。