米メイン州で8人を乗せたプライベートジェットが墜落
事故機はボンバルディア製ビジネスジェット「チャレンジャー600」で、午後7時45分ごろ滑走路を離れようとしていた際に制御を失い墜落したとみられる。
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米東部メイン州バンゴーの空港で現地時間1月25日夜、8人を乗せたプライベートジェット機が離陸直後に墜落した。連邦航空局(FAA)が26日、明らかにした。事故機はボンバルディア製ビジネスジェット「チャレンジャー600」で、午後7時45分ごろ滑走路を離れようとしていた際に制御を失い墜落したとみられる。大規模な火災が発生し、機体は炎に包まれたとの報道もある。乗員・乗客の安否は明らかになっていない。FAAと国家運輸安全委員会(NTSB)が事故原因の究明にあたっている。
事故当時、メイン州を含む東部一帯は大規模な冬の嵐に見舞われていた。視界不良や積雪、氷点下の厳しい気象条件が続き、各地で運航に影響が出ていた。ABCニュースなどによると、現場周辺では雪による視界不良が報告され、空港側は救助隊を派遣して対応にあたったという。空港は事故後、一時閉鎖され、救急隊や消防が現場で救助・消火活動を行った。FAAによると、事故調査が続くため現場は関係者以外立ち入り禁止となっている。
バンゴー国際空港はボストンの北方約320キロに位置し、オーランドやワシントンDC、シャーロットなどへの直行便を提供する地域拠点空港だ。今回の事故は冬の悪天候下で発生し、同時期に東部全域で数千便のフライトが欠航・遅延するなど大規模な交通混乱が生じている。FAAとNTSBは事故機のフライトデータや機体の残骸、気象情報などを精査し、事故原因の特定を急いでいる。
この事故を受け、航空当局や気象機関は冬季の航空運航に対する注意喚起を強めている。悪天候時における滑走路状況や機体の性能・整備状態、離着陸判断の厳格化などが改めて問われる可能性がある。FAAは事故調査の結果を踏まえ、必要な安全対策の見直しを進めるとしている。
