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トランプ米大統領、クラッカーバレルのロゴ変更論争に参戦

クラッカーバレルは田舎の家庭料理が味わえるレストランと、雑貨を販売するショップが一体となった店舗形態。全米に展開しており、米国の文化を体験できる場所として親しまれている。
米国のレストラン・雑貨チェーン店クラッカーバレルの旧ロゴ(左)と新ロゴ(Getty Images)

トランプ(Donald Trump)大統領は26日、家族連れやシニアに人気のレストラン・雑貨チェーン店「クラッカーバレル」のロゴ変更に対する世間の反発が高まる中、この論争に参戦した。

トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに声明を投稿。「クラッカーバレルは旧ロゴに戻すべきだ。過ちを認め、これまで以上に優れた経営を行うべきだ」と書いた。

またトランプ氏は「適切に対応すれば、10億ドル相当の宣伝効果を得られる。実現は極めて難しいが、絶好の機会だ。本日大規模な記者会見を開け。クラッカーバレルを再び勝者にせよ!」と吠えた。

さらに「覚えておけ。私は短期間でこの国を世界一”熱い”国にした。1年前は死んでいたのだ。幸運を祈る!」と付け加えた。

クラッカーバレルは25日、自社ウェブサイトで新ロゴに関する声明を発表した。

新ロゴは有名なハーシェルおじさんのイラストを廃止し、簡素化されたテキストのみのロゴを採用している。

クラッカーバレルは26日、トランプ氏の声明に反応した。「我が国の大統領を含む多くの米国民が弊社のロゴに様々な意見を寄せてくれたことに感謝しています。ハーシェルおじさんはどこにも行きません。彼は家族です」

クラッカーバレルは田舎の家庭料理が味わえるレストランと、雑貨を販売するショップが一体となった店舗形態。全米に展開しており、米国の文化を体験できる場所として親しまれている。

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