◎ジョー・バイデン大統領はミシガン州でさくらんぼ、チェリーパイ、チェリーアイスを食べた。
7月3日、ジョー・バイデン大統領は来年の中間選挙およびインフラストラクチャー法案の重要性を訴える地方遊説でミシガン州を訪れ、さくらんぼ、チェリーパイ、チェリーアイスクリームを食べた。
同州では3日から毎年恒例の全国チェリーフェスティバルが始まり、グレッチェン・ホイットマー州知事も現地に足を運んだ。
バイデン大統領とホイットマー州知事はアントリム郡にある農場を訪問し、さくらんぼ狩りを楽しんでいたグアテマラ人のカップルと移民計画について話し合い、移民労働者の市民権獲得への道を追求すると約束した。「アメリカは移民の国であり、移民がいなければアメリカの経済も成長もインフラも成り立ちません...」
バイデン大統領はインフラ法案(アメリカン・ジョブズ・プラン)についてはほとんど言及せず、有権者と現地の魅力やさくらんぼについて話し、農場主から提供されたもぎたてのさくらんぼを食べて「とてもおいしい」と述べた。
一方、インフラ法案の支持を表明しているホイットマー州知事は記者団に対し、「バイデン大統領と道路修理について協議した」と述べた。「私は道路を修理したい州知事なので、大統領を含むすべての利害関係者とインフラについて話しました。州の道路は投資が不足している影響で手入れが行き届かず、大雨が降ると水没します」
「私はインフラ法案の速やかな通過を支持します。大統領も穴だらけの道路を走り、インフラへの投資が重要だとあらためて感じたはずです」
ミシガン州選出のデビー・スタバノウ上院議員もバイデン大統領とさくらんぼ農場を一緒に見学し、現地で携帯電話が圏外になった際、ブロードバンド網の重要性をバイデン大統領に訴えた。
バイデン大統領は農場内のストアでチェリーパイを食べ、3種のさくらんぼとお土産用のパイを購入した。さらに、ミシガン州を離れる直前に同州のトラバースシティにあるアイスクリーム店でチェリーアイスを購入した。
バイデン大統領は記者に「チェリーアイスはおいしいか?」と質問され、「とてもおいしいが、私はチョコチップ男です」と答えた。
民主党はインフラ法案の重要性を訴える地方遊説を展開しており、カマラ・ハリス副大統領はネバダ州ラスベガス、ファーストレディはメイン州とニューハンプシャー州を訪問した。
バイデン大統領は先日、超党派と合意に至った9,730億ドル(約100兆円)の妥協インフラ法案を速やかに成立させる鍵は、有権者にその重要性を理解してもらうことだと述べた。民主党と共和党の一部の超党派グループは予算に合意したが、保守派はさらなる見直しを求めている。