米ジュージア州のホテルで銃撃戦、警察官1人死亡、容疑者逮捕
事件は1日午前、ローレンスビル市内のホテル「ホリデイ・イン・エクスプレス」で起きた。
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米ジョージア州アトランタ郊外のローレンスビルにあるホテルの一室で1日、警察官2人が容疑者と銃撃戦になり、25歳の巡査が死亡、もう1人が重傷を負う事件が発生した。捜査はジョージア州捜査局(GBI)が担当し、調査が進められている。
事件は1日午前、ローレンスビル市内のホテル「ホリデイ・イン・エクスプレス」で起きた。別の州からの通報で、「誰かがクレジットカードの不正使用に関与している可能性がある」との情報が寄せられ、ジョージア州警察の巡査2人が現場に向かった。その後、ホテルのフロント係の案内で、容疑者が滞在していた部屋に向かったという。
当局によると、容疑者は警察官らを部屋の中に招き入れた後、会話の最中に突然ハンドガンを取り出し、発砲した。警察官はこれに応戦し、銃撃戦になった。容疑者も被弾したが、命に別条はないという。
死亡したのは2025年にグイネット郡警察に配属されたばかりの男性巡査で、病院で死亡が確認された。巡査はネパール出身で米国に移住し、地元警察で新人として勤務していた。もう1人の巡査も重傷を負い入院中だが、午後の時点で安定した状態と伝えられている。
事件を受け、ジョージア州のケンプ(Brian Kemp)州知事はX(旧ツイッター)に声明を投稿し、「これは法執行官が日々直面する危険を改めて示すものであり、我々は市民を守るために身を挺する全ての者に感謝している」と哀悼の意を示した。
容疑者は35歳のケビン・アンドリュース(Kevin Andrews)と特定されているものの、弁護士の有無など詳細は明らかになっていない。どの罪状が適用されるかは、捜査結果を踏まえてGBIと地元検察が決定する見通しだ。
捜査官らは今回の事件が詐欺や不正使用の通報対応中に発生したことから、同種の対応における危険性と現場での状況判断の重要性を指摘している。また地元コミュニティや警察関係者の間では、亡くなった巡査への追悼と、負傷した巡査の回復を祈る声が広がっている。
警官が職務中に銃撃され死亡する事件は米国で相次いでおり、法執行機関は地域社会の安全維持とともに、こうした悲劇を防ぐための対策強化が求められている。捜査は継続中で、今後、事件の全貌や動機などの詳細が明らかになる見込みだ。
