米テネシー州で乗客20人を乗せたプロペラ機墜落、3人負傷
事故は州都ナッシュビルの南東約120キロに位置するタラホーマで8日の正午過ぎに発生。空港を離陸した直後のプロペラ機が墜落した。
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米テネシー州の空港近くに乗客20人を乗せたプロペラ機が墜落し、負傷者が出た。連邦航空局(FAA)が8日、明らかにした。
それによると、事故は州都ナッシュビルの南東約120キロに位置するタラホーマで8日の正午過ぎに発生。空港を離陸した直後のプロペラ機が墜落した。
タラホーマ警察はSNSへの投稿で、「捜査官が現場を封鎖し、FAA職員の到着を待っている」と明らかにした。
FAAによると、少なくとも3人が地元の病院にヘリで空輸され治療を受けている。残りは現場で検査中とのこと。
この飛行機は正午頃にタラホーマ空港を離陸。その直後に墜落したという。
墜落の原因は明らかになっておらず、FAAが国家運輸安全委員会(NTSB)が調べている。
トラホーマ警察によると、同機にはスカイダイバーが搭乗していたという。
米国では飛行機やヘリの墜落事故が相次いでいる。
5月3日にはカリフォルニア州シミバレーの住宅地に小型飛行機が墜落し、パイロットが死亡、住宅2軒が損壊した。
ネブラスカ州フリーモントでは4月18日、河川に小型飛行機が墜落し、3人が死亡した。
4月12日にはニューヨーク州北部の野原に小型飛行機が墜落し、6人が死亡。生存者はいなかった。
4月11日にはフロリダ州ボカラトンの住宅地近くに小型飛行機が墜落し、乗っていた3人全員が死亡。車が巻き込まれ、1人が負傷した。
4月10日にはニューヨーク市のハドソン川に観光ヘリコプターが墜落し、パイロットとスペイン人観光客5人全員が死亡した。
1月末にはワシントンDC近郊のポトマック川上空で旅客機と米軍ヘリが衝突。旅客機の乗客乗員64人とブラックホークの乗員3人全員が死亡した。
今月1日にはコネチカット州の空港付近の海上にプライベートジェット機が墜落、搭乗していた2人が救助された。