米フロリダ州の住宅街に小型飛行機墜落、2人死亡
事故は10日に発生。この小型機は近くのフォートローダーデール・エグゼクティブ空港を離陸後、まもなく住宅街の池に墜落した。
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米フロリダ州コーラルスプリングスの住宅街に小型飛行機が墜落した事故について、捜査当局は11日、ジャマイカに支援物資を輸送しようとしていたキリスト教の宣教師とその娘が死亡したと明らかにした。
事故は10日に発生。この小型機は近くのフォートローダーデール・エグゼクティブ空港を離陸後、まもなく住宅街の池に墜落した。
キリスト教の宣教団体「Ignite the Fire」は声明で、同団体の創設者であるアレクサンダー・ワーム(Alexander Wurm、53歳)氏と、その娘であるセレナ・ワーム(Serena Wurm、22歳)氏が亡くなったことを確認したと発表した。
同団体によると、2人は10月末のハリケーン・メリッサで深刻な被害を受けたジャマイカに人道支援物資を届ける予定であった。
地上で墜落に巻き込まれた人はいなかった。
ABCニュースが報じた空撮映像には、池に面した住宅の裏庭のフェンスが破損している様子が映っていた。
墜落の原因は明らかになっておらず、連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調べている。
ハリケーン・メリッサは10月28日、ジャマイカ南部にカテゴリー5の勢力で上陸。その後、勢力を弱めながらキューバ方面に進み、消滅した。
メリッサがジャマイカに上陸したときの中心気圧は892hps、最大風速は80メートルであった。
政府は12万棟余りの建造物が被害を受けたと報告している。
