米国9州に流通した生ガキとアサリ、ノロウイルス汚染の恐れ=FDA
問題となっているのは米北西部ワシントン州ドレイトン・ハーバーで採取された貝類で、2026年2月13日から3月3日にかけて収穫されたもの。
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米食品医薬品局(FDA)は10日、国内の複数の州に出荷された生ガキやマニラアサリがノロウイルスに汚染されている可能性があるとして、消費者や飲食店に対し喫食や販売を控えるよう警告した。
問題となっているのは米北西部ワシントン州ドレイトン・ハーバーで採取された貝類で、2026年2月13日から3月3日にかけて収穫されたもの。生ガキはドレイトン・ハーバー・オイスター社、マニラアサリはルミ・インディアン・ビジネス・カウンシルが採取した製品が対象となっている。
FDAによると、マニラアサリはアリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、ジョージア、イリノイ、ネバダ、ニューヨーク、オレゴン、ワシントンの少なくとも9州のレストランや小売店に出荷された可能性がある。さらに他州にも流通している可能性があるとして注意を呼びかけている。生ガキについては主にワシントン州内で販売されたとみられる。
今回の警告はワシントン州保健当局が貝類の摂取に関連したノロウイルスの集団感染の疑いを報告したことを受けて出された。FDAはレストランや小売業者に対し、該当する貝類を提供・販売せず廃棄するよう求めている。
ノロウイルスは非常に感染力が強いウイルスで、主に嘔吐、下痢、吐き気、腹痛などの症状を引き起こす。発症は通常、感染から12〜48時間後で、多くの場合1〜3日で回復するが、子どもや高齢者、免疫力の弱い人では脱水症状など重症化するおそれがある。
また、ノロウイルスに汚染された食品は外見や匂い、味に異常がない場合が多く、消費者が見分けることは難しいとされる。FDAは対象の貝類を食べた可能性があり、体調不良を感じた場合は医療機関に相談するよう呼びかけている。
FDAは今後も流通状況や感染の有無について調査を続け、新たな情報が判明次第公表するとしている。
