メタンフェタミン500キロ押収、15人起訴 米コロラド州
押収したメタンフェタミン1,115ポンド(505キログラム)は数百万回分に相当する量であった。
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米コロラド州の捜査当局は19日、メタンフェタミン約500キログラムを押収し、15人を起訴したと明らかにした。
コロラド州連邦検察局によると、11人が逮捕され、首謀者とされる人物を含む4人は依然逃亡中。メキシコに潜伏しているとみられる。
麻薬取締局(DEA)の特別捜査官は記者会見で、「一連の捜査により、メキシコのシナロア・カルテルとハリスコ新世代に関連する組織の関与が明らかになり、これまでに15人が起訴された」と語った。
米政府は2月、シナロア・カルテルやその宿敵であるハリスコ新世代など、中南米の8つの麻薬組織を外国テロ組織に指定した。
捜査当局によると、押収したメタンフェタミン1,115ポンド(505キログラム)は数百万回分に相当する量であった。
このメタンフェタミンはメキシコから最近輸入された洋ナシの箱の隅に隠されていたという。
当局は逮捕した11人の身元と認否を明らかにしていない。
メタンフェタミン(俗称メス、スピード、チョークなど)はアンフェタミンより依存性が強く、簡単に作ることができるため、ヘロインに取って代わり、東南アジア・中東・西欧で流行。最も入手しやすい薬物のひとつになった。
