米スカイウェスト航空便で乗客暴れる、緊急着陸後逮捕 アイオワ州

スカイウェスト航空3612便の機長は機内でトラブルが発生したとして、イーストアイオワ空港に着陸を要請した。

米スカイウェスト航空の旅客機が17日夜、アイオワ州リン郡の空港に緊急着陸した。連邦航空局（FAA）が18日、明らかにした。

それによると、スカイウェスト航空3612便の機長は機内でトラブルが発生したとして、イーストアイオワ空港に着陸を要請したという。

着陸後、通報を受けた警察が乗客の男を逮捕した。

警察によると、この男は奇声を上げ、暴れ、緊急出口をこじ開けようとしたという。

他の乗客と客室乗務員が男を取り押さえ、警察に引き渡した。

男は暴行や迷惑行為など、複数の罪に問われている。

警察によると、他の乗客と乗務員にケガはなかったという。

リン郡保安官事務所は声明で、「男は市内の拘置所に移され、暴行を含む複数の罪で起訴された」と述べた。

警察は管制官と機長の通話記録を公開。機長は「乗客が現在、客室乗務員と喧嘩をしており、緊急出口を開けようとしている」と述べている。

この便はネブラスカ州オマハを出発し、67人の乗客と4人の乗務員を乗せてデトロイトへ向かう予定であった。