◎低気圧がオクラホマ州の一部地域を19日夜に通過。竜巻が発生したという情報はない。
オクラホマ州ポーニー郡近郊の通り(Getty Images)

オクラホマ州の一部で大荒れの天気となり、数台のキャンピングカーがひっくり返り、木や電線が倒れた。地元当局が20日、明らかにした。

気象台によると、低気圧がオクラホマ州の一部地域を19日夜に通過したという。竜巻が発生したという情報はない。

同州ポーニー郡には20日未明に暴風警報が発令された。複数の地区で停電が発生したという情報もある。

ポーニー郡保安官事務所によると、キャンピングカーやトラックがひっくり返ったという通報が複数寄せられ、その後、複数の家屋で被害が確認されたという。

気象台はこの地域で35メートルの暴風を記録、ゴルフボール大の雹(ひょう)が降ったと報告している。

ポーニー郡の保安官事務所は声明で、「横転したRV車の中で1人が死亡しているのが確認された」と述べた。

同郡の公立学校は20日の休校を決め、公立図書館は被害を受けたとして閉鎖された。19日夜に予定されていた公立学校のイベントも中止になっている。

ポーニー郡の人口は約1900人。オクラホマ州第2の都市タルサの西方約100キロに位置する。

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