米副大統領を殺害すると脅迫、33歳男起訴 オハイオ州
起訴されたのはシャノン・マスリー(Shannon Mathre)被告。この件で1月21日にシークレットサービスの捜査対象となり、その後逮捕された。
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米オハイオ州在住の男(33歳)がバンス(JD Vance)副大統領を殺害するとの脅迫を行い、その捜査過程で児童性的虐待に関するデジタルデータを所持していたとして起訴された。捜査当局は被告が先月、バンス氏のオハイオ州訪問の際、殺害を示唆したとされ、その後の捜査で不正画像を所持していることも確認されたという。
起訴されたのはシャノン・マスリー(Shannon Mathre)被告。この件で1月21日にシークレットサービスの捜査対象となり、その後逮捕された。 起訴状によると、捜査官らはオンライン上での脅迫内容だけでなく、被告の行動や背景も精査し、その過程でデジタル機器を押収したという。押収されたスマートフォン内に、児童に対する性的虐待を描いた複数のファイルがあったことが判明した。
児童性的虐待データの所有罪は最大で20年の懲役を科される可能性がある重い罪状である。一方、バンス氏に対する脅迫では、最大5年の懲役が科される可能性がある。被告はいずれの容疑についても無罪を主張している。
弁護側は被告の身体的および精神状態が著しく悪化し、そのため今回の脅迫行為が実行可能であったとは考えにくいと主張している。弁護士7日、法廷で被告について、「いくつかの精神障害およびその他の状態」があると述べ、脅迫罪での起訴は不当であるとの認識を示した。被告は児童性的虐待データの所持に関する詳細については、検察側がまだ具体的な情報を提供していないとしてコメントを控えている。
一方、ボンディ(Pam Bondi)司法長官は7日の声明で、「検察はバンス副大統領に対するこの嫌悪すべき脅迫に厳正に対処する」と述べた。また「虐待画面の背後に隠れても、司法省からは逃れられない」と強調し、政治的立場や匿名性に関わらず脅迫行為には断固たる対応を取る姿勢を示した。さらに、オハイオ北部地区の地方検事は、国家安全保障に関わるいかなる公務員への暴力的脅迫も容認できないと述べた。
捜査は継続中で、被告は今後の勾留審問を待つ状態にある。この裁判は国家公務員に対する脅迫や児童に対する犯罪に対し厳格な司法対応を進める政府の姿勢を反映しており、政治的暴力への懸念が強まる中、重要な事件として注目されている。
