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米CDC本部近くで銃撃、警察官と容疑者死亡 ジョージア州

警察は同州ケネソー在住のパトリック・ジョセフ・ホワイト(30歳)を容疑者と特定した。
2025年8月8日/米ジョージア州アトランタ、銃撃事件が発生した現場近く(AP通信)

ジョージア州アトランタの疾病対策センター(CDC)本部近くで銃撃事件が発生し、警察官と銃撃犯が死亡した。警察が9日、明らかにした。

それによると、事件は8日の午後4時50分頃にCDC本部近くで発生。このすぐ近くにはエモリー大学のキャンパスもある。

警察は同州ケネソー在住のパトリック・ジョセフ・ホワイト(Patrick Joseph White、30歳)を容疑者と特定した。

アトランタ警察は8日夜の記者会見で、容疑者が現場近くで死亡しているのを確認したと発表。自殺とみられる。

アトランタ警察によると、容疑者に撃たれた死亡したのはデカルブ郡警察署所属のデービッド・ローズ(David Rose)巡査。

巡査は意識不明の状態で市内の病院に搬送され、その後死亡が確認された。

CDC本部の窓にも複数の銃弾が撃ち込まれた。警察は現場を捜索するなどして、当時の詳しい状況を調べている。

容疑者が使った銃器の種類は明らかになっていない。

ジョージア州捜査局(GBI)の刑事は9日の記者会見で、「容疑者は複数カ所で発砲したとみられ、証拠の収集に時間がかかっている」と述べた。

事件発生直後、CDC本部とエモリー大学は一時封鎖された。

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