非番の警察官が模造拳銃を向けた男を射殺 米ニューヨーク州
事件は15日の午後8時頃に発生。スタテンアイランドのダイナーの近くに銃を持った男がいるという通報が入った。
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米ニューヨーク州のスタテンアイランドで非番の警察官が模造拳銃を向けてきた男を射殺した。市警(NYPD)が16日、明らかにした。
それによると、事件は15日の午後8時頃に発生。スタテンアイランドのダイナーの近くに銃を持った男がいるという通報が入った。
NYPDの副署長は記者会見で、「勤務外の署員が銃のようなものを所持している不審者を発見した」と語った。
この署員と一緒に行動していたもう1人の警察官(非番)は男に銃を下すよう命じたが、男は銃口を2人に向けたため、発砲したとのこと。
副署長は「その様子を記録した防犯カメラの映像を確認した」と述べた。
2人は男に救命措置を施し、救急隊が病院に搬送したものの、まもなく死亡が確認された。
男が持っていたのは殺傷能力のない模造拳銃であった。
NYPDは男の身元を明らかにしていない。
模造拳銃は外観が拳銃に酷似しており、殺傷能力はないものの、本物の拳銃と区別することが難しい。