米ニューヨーク銃乱射事件、死亡した3人のうち2人は容疑者=NYPD
事件はブルックリンのクラウン・ハイツ地区にある「テイスト・オブ・ザ・シティ・ラウンジ」内で17日の午前3時27分頃に発生。少なくとも4人が発砲したとされる。
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米ニューヨーク市ブルックリンのナイトクラブで発生した銃乱射事件について、警察は18日、死亡した3人のうち2人はクラブ内で発砲した容疑者であることが確認されたと明らかにした。
事件はブルックリンのクラウン・ハイツ地区にある「テイスト・オブ・ザ・シティ・ラウンジ」内で17日の午前3時27分頃に発生。少なくとも4人が発砲したとされる。
この銃撃により、19歳、27歳、35歳の男性3人が死亡。11人が被弾し、病院に搬送された。
ニューヨーク市のアダムス(Eric Adams)市長は18日の記者会見で、「新たに2人の被害者が病院に搬送されたことが明らかになり、うち1人は17日夜、もう1人は18日早朝に治療を受けた」と語った。
ニューヨーク市警(NYPD)の本部長は死亡した19歳と35歳の男性について、クラブ内でトラブルを起こし、発砲した容疑者であることを特定したと明らかにした。
NYPDによると、3人目の犠牲者は流れ弾に当たって死亡した可能性が高いという。
クラブ内で発砲したとされる2人の容疑者は依然逃亡中であり、警察が行方を追っている。
本部長はギャング間抗争が銃撃につながった可能性があると指摘。「最大4人の銃撃犯はクラブ内で特定の人物を狙ったとみられる」と述べたが、詳細は明らかにしていない。
警察は現場から9mmおよび45口径の薬莢42個を回収。付近で拳銃が1丁見つかったものの、これが銃撃に使われたものかはまだ明らかになっていない。
