◎米国で今年発生した大量殺人はこの事件を含めて25件に達した。
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ノースカロライナ州警察は13日、市内で男が銃を乱射し、非番の警察官1人を含む5人が死亡したと発表した。
同州警察の報道官によると、容疑者は自宅に逃げ込んだものの、まもなく逮捕されたという。容疑者は白人の少年、身元は明らかにされていない。
事件は同州ローリーの北東部の住宅街で午後5時頃に発生した。
報道によると、非番の警察官1人が死亡。事件の対応に当たったとみられる警察官2人が病院に搬送され、そのうち1人は重体だという。
警察は事件現場周辺を封鎖し、住民に屋内にとどまるよう求め、容疑者を追跡したと伝えられている。犠牲者5人の身元は明らかにされていない。
米国では銃乱射事件が多発しており、サウスカロライナ州の住宅街で10日に発生した事件では5人が死亡。先週5日の夜にはコネチカット州で警察官2人が撃たれ死亡した。
ミシシッピ州、イリノイ州、ペンシルベニア州、ネバダ州、フロリダ州で今週、警察官が銃撃を受けている。このうちミシシッピ州グリーンビルとネバダ州ラスベガスの事件では、それぞれ警察官1人が死亡している。
AP通信によると、米国で今年発生した大量殺人は13日の事件を含めて25件に達したという。
FBI(連邦捜査局)は犯人を除く4人以上が殺害された事件を大量殺人と定義している。