メキシコ湾南西部に低気圧接近中、ハリケーンに発達の可能性=NHC
米国立ハリケーンセンター(NHC)はハリケーンにならなかった場合も、今後数日間、ベリーズ、グアテマラ、およびメキシコ東南部と東部の一部地域で局地的な大雨になる可能性があると警告した。
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米国立ハリケーンセンター(NHC)は28日、ユカタン半島の南西部上空の低気圧がサイクロンに発達する可能性があり、メキシコ湾の南西部に接近していると発表した。
NHCは最新の予報で、「この低気圧は30日までにメキシコ東部内陸部へ移動し、消滅する見込みである」と述べた。
またNHCはハリケーンにならなかった場合も、今後数日間、ベリーズ、グアテマラ、およびメキシコ東南部と東部の一部地域で局地的な大雨になる可能性があると警告した。
ハリケーン・エリックは19日、カテゴリー3の勢力でメキシコ南部オアハカ州に上陸。広い範囲に暴風雨をもたらした。
気象台によると、6月にカテゴリー3のハリケーンがメキシコに上陸したのは観測史上初。
エリックはメキシコ南部近海で17日に発生し、48時間も経たないうちにカテゴリー4まで成長した。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)