警察車両11台に放火、警察が21歳男を指名手配 米ニューヨーク
容疑者は以前、親パレスチナデモで逮捕されたことがあり、昨年秋にコロンビア大学で像を損壊した罪にも問われている。
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米ニューヨーク市ブルックリンで市警(NYPD)の車両に放火したとされる男が指名手配された。
NYPDは18日にニュージャージー州在住の21歳男の写真を公開。一般市民に情報提供を呼びかけている。
容疑者は19日午後の時点で逃走中だ。
NYPDによると、容疑者は少なくとも1件の放火事件に関与しているという。
また容疑者は以前、親パレスチナデモで逮捕されたことがあり、昨年秋にコロンビア大学で像を損壊した罪にも問われている。
さらに、警察は容疑者が18日にブルックリンでパトカーに放火を試みたとして捜査している。
最初の放火事件は6月12日未明に発生。ブルックリン警察の駐車場で11台の警察車両が全焼した。
NYPDによると、防犯カメラにゲートを乗り越え、車両に発火装置を取り付ける容疑者の姿が映っていたという。ケガをした人はいなかった。
NYPDは19日の声明で、ブルックリンのウィリアムズバーグ地区のダイナーの外に停まっていた警察車両に発火装置が取り付けられていたと明らかにした。
それによると、この装置は21歳の容疑者が使ったものとよく似ていたという。