SHARE:

ISISに代わりテロ攻撃を計画、25歳男に懲役9年 米ニューヨーク市

被告はクイーンズ区内の標的に対し、ナイフまたは爆弾による攻撃を計画していた。
米ニューヨーク市マンハッタン、警察の規制線(Getty Images)

ニューヨーク市の連邦裁判所でイスラム国(ISIS)に代わってテロ攻撃を計画したとされる男が懲役9年の実刑判決を受けた。現地メディアが23日に報じた。

クイーンズ区在住のアワイス・チャウドリ(Awais Chudhary、25歳)被告は2019年にISISに代わってテロ攻撃を計画した罪で逮捕・起訴され、今年6月に罪を認めた。

検察によると、被告はクイーンズ区内の標的に対し、ナイフまたは爆弾による攻撃を計画していた。

標的にはグランド・セントラル・パークウェイや市内の主要な歩道橋などが含まれていた。

裁判記録によると、被告は16カ月以上にわたって、ナイフ攻撃や斬首を含む暴力的なコンテンツを視聴したことで過激化した。

州連邦検事は声明で「被告は1年以上にわたりISISの暴力的なプロパガンダを消費した後、クイーンズで致死的なテロ攻撃を実行するため現実世界での行動に移った。これには攻撃場所の下見や、虐殺をもたらすために最も混雑する時間帯の分析が含まれていた」と指摘した。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします