◎200人以上のティーンエイジャーが暴動に関与、その一部がお化け屋敷やコンビニの近くで喧嘩を始めた。
米ニュージャーシー州のお化け屋敷で週末に数百人の若者が大暴れし、募金活動を妨害、コンビニを占拠した事件について、捜査当局が23日、現時点で逮捕者は出ていないと発表した。
現場はニュージャージー州西部の町コリングスウッド。同自治体は「今回の争乱を受け、公共行事の計画を見直し、修正する」と声明を出した。
このお化け屋敷がある公園では週末、ハロウィーン関連のイベントが行われていた。
警察によると、会場近くのコンビニで発生した占拠および窃盗事件の捜査は継続中。負傷者が出たという情報はない。
200人以上のティーンエイジャーが暴動に関与、その一部がお化け屋敷やコンビニの近くで喧嘩を始めた。
SNSで共有された動画には「列に割り込むな」「うるさい、バカ野郎」などと叫ぶ少年たちの姿が映っていた。
イベントを主催していた自治体の保護者会は事態の収拾を試みたが、失敗し、警察が出動した。
地元警察はイベントの中止を決定。近隣の警察署に応援を要請し、若者たちを追い払った。そうしているうちに、50~70人の若者たちが近くのコンビニを占拠し、商品を盗んで騒ぎを起こした。その後、警察がコンビニに飛び込み、店は一晩営業停止となった。
一方、公園近くの住宅街では80人近い若者たちが「バトル」を開始。SNSで共有された動画には「俺が最強だ」「いや俺の方が強い」と叫ぶ少年の姿が映っていた。