◎フィオーレ被告は2014年に射殺されたラスベガスの警察官の銅像を建てるために集まった7万ドル以上の寄付金を整形手術や家賃の支払い、娘の結婚式に使った。
米ネバダ州のミシェル・フィオーレ州議会議員(AP通信)

ネバダ州の州議会議員が寄付金を私的に流用したとして、有罪評決を受けた。現地メディアが4日に報じた。

それによると、同州の共和党員であるミシェル・フィオーレ(Michele Fiore)議員は2年前、殉職した警察官を称える銅像を建てるために集めた寄付金7万ドル以上を整形手術などに使ったという。

陪審員はフィオーレ被告に対し、6件の詐欺罪と1件の共謀罪で有罪評決を言い渡した。この裁判は先週、ネバダ州連邦地裁で始まった。

フィオーレ被告は懲役20年以下に処される可能性がある。

判決は来年1月6日に言い渡される予定。フィオーレ被告は保釈されている。

被告の弁護士は声明で、「依頼人は無実であり、どのような判決であろうと必ず控訴する」と述べた。

検察によると、フィオーレ被告は2014年に射殺されたラスベガスの警察官の銅像を建てるために集まった7万ドル以上の寄付金を整形手術や家賃の支払い、娘の結婚式に使ったという。

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