◎第3四半期の新規加入者は約500万人。前年同期比で約40%減となった。
米動画配信大手ネットフリックスの株価が18日の取引開始早々、約9%上昇した。
同社の第3四半期(7~9月)の売上高は約100億ドル。「ノーバディ・ウォンツ・ディス(Nobody Wants This」や 「パーフェクト・カップル(The Perfect Couple)」などのヒットドラマが後押しした。
第3四半期の新規加入者は約500万人。前年同期比で約40%減となった。
それでも、加入者数の増加やヒット作が売り上げを後押しし、前年同期比で15%増となった。
ネットフリックスは全世界で約2億8200万人の加入者を誇り、ストリーミング・サービスの中で圧倒的な人気を誇っている。
同社のサランドス(Ted Sarandos)CEOはウォール街のアナリストとの電話会議で、「我々はこのビジネスについてとても良い感触を抱いている」と語った。
直近の四半期で注目すべき番組には「エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)」の最新シリーズや「モンスター・ハイ2:モンスター学校の冒険と謎(Monster High 2)」、「レベル・リッジ(Rebel Ridge)」などの映画がある。
また、ライブ放送も拡大し、9月にはホットドッグの早食い対決「Chestnut vs. Kobayashi: 究極のホットバトル」が放送された。
ネットフリックスは来年の売上高を440億ドルと予想。今年の売上高を約13%上回ると見込んでいる。